試し染め、そして2甕目の仕込み
2017.6.6
今日は、藍の試し染めをしました。
またもや、大変記念すべき日となりました。
5月29日(月)に仕込み、
その後、4時間ごとの攪拌、
PHや温度の観察に調整、
ふすまの投入、
灰汁上げを経て、
6月6日(火)、1週間と1日で
初めての試し染めでした。
インターンのMさんと
どきどきハラハラしながら
甕の中に糸を浸しました。
仕込んだ時は、茶色だった
あの液が温度や貝灰、
ふすま、そして愛情(!)によって
こんな色に変化するなんて
不思議で仕方ありません。
糸を入れ、
それを上げた時の
なんともいえない深い緑。
そして、その後、
空気と水に触れることで
海の青とも
空の青とも異なる
深い澄み切った青に
なっていく不思議さ。
多くの人が
藍染めに魅了されていくのが
本当によくわかります。
私もその一人。
草木から、
どうしてこのような色が
立ち居でるのでしょうか。
どうして、
こんなにも
七色の美しい青が
現れてくるのでしょうか。
ここまで来るには
皆藤さんの惜しみない
ご教示と、
そして、関わってくださった
すべての方のおかげ様です。
本当に感謝でいっぱいです。
ありがとうございます。
すべてはここから。
スタート地点にたちました。
石徹白で暮らしの中で
行われてきた
藍染を、再び実践できますように。
歴史の蓄積の中で
培われてきた様々なもの・
こと、そして、精霊たちや
神様に見守られていることを
感じながら、
これからもこの道を
進んでいきたいと
思うのです。
今日は、2甕目の仕込みと、
藍の定植を
皆に手伝ってもらって
すべて終わらせることが
できました。
目一杯な1日でした。
日々の営みに
すべての出来事に
心から感謝して。
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© Itoshiro Yohinten.