藍の間引き
2017.5.16
藍の芽がものすごい勢いで出ています。
昨年始めた藍栽培。
1年目は芽がほとんど出ませんでした。
水をやりすぎたのか、寒すぎたのか・・・
いろんな原因があると思いますが、
ものすごくがっかりして
自信を失いました。
が、郡上手しごと会議の仲間のEさんが、
愛情込めて育てた立派な苗を
分けてくださったので、
畑の半分くらいは埋まりました。
そんな失敗があったため、今年は欲張って、
たくさん種を蒔きすぎたようで・・・
間引きしてもしても生えてくる!!
小さな命を土から抜き取ってしまうのは
本当に心苦しい・・・と最初は思っていましたが
やっぱりちゃんと抜いてあげないと
みんな大きくなれない!ということがわかり、
ここ数日はバンバン抜かせてもらっています。
小さな種だけれど、こんなにもふさふさと
立派な芽が出てきてくれることに
日々感動しっぱなしです。
種の力、土のぬくもり、お天道様のパワー、
水のありがたさを毎日感じています。
藍の甕が無事に4つ埋まりました。
6月から染める予定で、
師匠にいろいろとご教示いただきます。
どんな色が出てくれるのか楽しみです。
様々な方たちに頂いたご縁や学びから、
こうしてここに今、甕が埋まり、
染められることになったということが
なんだか奇跡のようです。
ありがたい気持ちでいっぱいです。
今日はお店番をしながら、
夫が履きつぶしかけている「たつけ」を
直しました。
彼は骨格上(?)、必ず右膝が破れてしまうので
繕って、また着られるようにしています。
着る人によって、ほつれるところが違うのが
面白いですね。
当てた布は、元のたつけと同じ布なんです。
インディゴ染めなので、履き込んだ跡が
とてもいい風合いで出てきます。
こういう変化していく服が好きです。
今週は、21日(日)まで営業しております。
ぜひお立ち寄りくださいね。お待ちしております。
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石徹白洋品店
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© Itoshiro Yohinten.