藍の収穫と、仕分け作業
2017.7.28
7月26日に収穫をスタートし、
その後、3日間かけて、仕分け作業を
進めています。
おそらく、4畝くらいの畑ですが、
わさわさ育った藍の量の収穫・仕分け作業は
大変です。本当に。
今年は、去年よりは、一番刈りの収穫量が多くて
ひたすら、茎と葉っぱを分ける分ける。
仕分け1、2日目は、お天気が微妙だったので
なかなか葉っぱが乾きません。
葉っぱが乾かない日が続くと、
カビが生えたり、腐ったりしてしまうので
気持ちは焦りますが、
まずはとにかく、葉っぱと茎を分けること。
3日目の今日、久しぶりにお天道様が出て
暑くなってきたので、
カリカリに乾いてきて、ほっとしています。
太陽の力って本当にすごいです。
4月の種撒き、
そして、5月の定植、
刈り取りまでの草取りなどのプロセスの中で
ああ、雨が少ないなあ、とか
日差しのある日が少ないなあ、とか心配して、
ちゃんと育ってくれるかしら・・・と
ドギマギしながら毎日の天気とにらめっこ。
ようやく大きく育ったら育ったで、
刈り取りが大変、
仕分けと乾燥作業はもっと大変、、、
2番刈りはどうなるかな。。。なんて
不安な気持ちを抱いたり・・・
こんな風にして、
私はとても勝手にいろんなことを
考えるのだけれど、
今年は今年の藍が育ち、
今年は今年の季節のめぐりの中で
できることしかできないのですね。
昔の人は、藍だけではなくて、
もちろん、食べるものも全て
自分たちで自給していた。
飢饉の年が続いたら、
食べられなくて
亡くなる人も大勢いた。
そう思うと、作物の栽培への
祈るような願いの気持ちというのは
今の私よりもずっとずっと強く、
生きるということは、
どんなにも大変だったのだろうか・・・・と
私の今の状況なんて
甘い甘いものだなあ、と省みたりしてしまいます。
その分、育ってくれたものへの
感謝の気持ち、
育ててくれたお天道様や恵みの雨、
それらを司る神様への信仰心は
より強くなってくるのでしょう。
私も、畑をはじめて、
自分ではどうしようもない状況について
神様に本気で(?!)手を合わせるようになり、
毎日、平穏に過ぎていくこと
(嵐とか、台風とかで、作物がダメになって
しまわない状況)に
当たり前ではない、ありがたいことと
思えるようになりました。
この数日、あまりにも余裕がなくて
写真が全く撮れなくて文字だけの
更新になってしまいましたが・・・
夏の間は、こんな感じで
藍との共同生活たる日々が
営まれます。
今日の太陽の恵みに
心から感謝して。
そして、お手伝いしてくださる
みなさんのお心に、深謝します。
ありがとう。
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石徹白洋品店
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© Itoshiro Yohinten.