藍とマリーゴールドの種をまきました
2018.5.1
5月になってしまいました!
そして、1日はとてもとても暑くて、
真夏日のような陽気の中、
ようやく種まきをすることができました。
例年、4月後半にはまくのですが、
寒い日も続いて、毎年、種が芽を出すのに
ちょっと時間がかかり、くすぶっている感じがするので、
今年は5月にすることに。
マリーゴールドも、夏に染めるために
一緒にまきました。
久しぶりに畑に出ると、
清々しく、やる気が出てきます。
体を動かす時期に、ようやくなってきたんだなと
周りの新緑を眺めながら、ワクワクしています。
そしてとうとう、5月6日には、
藍の甕に仕込みます。
一番目の甕。今年はどんな色を見せてくれるのでしょうか。
藍染ができると思うと、
畑をやる気力も大きくなってきます。
土から芽が出て葉っぱになり、
それによって藍色をいただいて、
服に染めつける。
全ては土から始まる。
土を肥やしてくれるミミズや小さなムカデなどを
ちらちらと目にすると、
なんだかありがたいな〜と思える自分がいます。
雨の日も、風の日も、
嵐の日も、そして晴れの日も、
全てがあるから、植物がうまく育っていく。
そんな自然の循環の中に身をおけるのは
気持ちが整っていくように思います。
と書くと、なんだかキレイに聞こえるのだけど
実際は、畑仕事は体がしんどいし、
今日やりたかったことも、雨でできなかったり、
急に気温が下がって、苗がダメになっちゃったり、
もう、本当に、自分でコントロールできない
様々な葛藤があるから、キレイゴトではないんです。
けれども、やっぱり、それを受け入れて、
辛い時は泣けばいいし、
しんどい時は休めばいいし、
嬉しい時は喜べばいいし、
当たり前の感情を抱きながら、
この自然のサイクルの中で
生かされていくということができることに
感謝をしています。
今日は雨予報。
夕方からの雨で、種たちが潤いますように。
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