藍が建ちました インターン生とともに
2017.6.1
今日は記念すべき日となりました。
5月29日(月)に仕込んだ藍が
ようやく上手く建ったのです。
と言っても、まだ染められる
状態ではなく、
染めるにはまだ数日、
やることが残っていますが。
藍染職人の皆藤さんは
藍仕込みの日から
毎日石徹白に通ってくださって、
細かいところまで
本当にたくさんのアドバイスを
惜しみなくしてくださいました。
そして、それを、インターンで
きてくれているMさんとともに
全身で受けて
できることを重ねてきました。
今日、蓋を開けた時の
藍の泡(華?)の元気なこと!
これまでは、おそらく、
温度が上がらなくて、
昨日いちにちは、
おやすみ状態でした。
それを心配して、
皆藤さんが、
大きめの電熱器を
持ってきてくださり、投入。
そして一晩経ったら、
もう、なんてたくましい
藍の泡たちなんでしょう!
泡が強い感じがするのと、
実際に、それが藍色を
見せてくれた時の感動といったら。
昨日までは、茶色い泡だったのに
こんなに美しいいろに
変化するなんて、
不思議で不思議で。
毎回、攪拌するごとに、
PHを測ったり、温度を気にしたり、
気合いを入れて攪拌しすぎて
腰が痛くなったりと、
たった三日間でしたが、
とても長い時間に感じられました。
しかし、この状況でも
ワクワクしながら
過ごすことができたのも
インターンできてくれている
Mさんがいてくれたからこそ!
一人だったら
不安ばっかりだったと思います。
初めてのことばかりの
藍建てで、
まだこれから数日も
やることがありますが、
きっと上手く染まってくれると
思うのです。
ああ、嬉しい。
皆藤さんに
表現できないくらいの
感謝の気持ちでいっぱいです。
夜中、気になって
眠れなかった
(と言っても寝てたけど)
日々とはしばしお別れ。
さあ、次の仕込みに向けて
また準備を始めます。
インターンのMさんについては
またおいおいご紹介したいと
思います。
きてくださって、
本当に感謝です!
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石徹白洋品店
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© Itoshiro Yohinten.