石徹白の衣を学ぶ
〜麻の古布と藍染と〜
2017.7/29-30開催
石徹白洋品店、初めての試み、
いとしろカレッジとのコラボで
1泊2日の催しを行うこととなりました。
より深く、より濃く、
石徹白の大麻製の、藍染や黒染め、
生成りの「衣」について
学ぶという企画です。
石徹白に伝わる野良着たちが
石徹白洋品店で作っている服の
大切な大切な教科書です。
そして、それらの生産について
覚えている方たちは、
現在、70代後半〜90歳の方。
私にとって、
大事な先生です。
今回、おばあさんが織っていた、
と言うことを語ってくださる敏治さんや、
お姑さんが染めていた、と言うことを
教えてくださった方に
お話をお伺いする予定です。
それとともに、
実際に藍染をしてみます。
今、石徹白洋品店で使っているものは、
徳島から仕入れた蒅ですが、
実際は、石徹白でも藍が生産されていたと、
大正年間の記録には残っています。
大麻◯反、藍◯反・・・
その生産に実際関わってきた人は
もういません。
すでに途絶えていることですが、
ギリギリ、見たことがある、
覚えている、と言う方が
いらっしゃるうちに、
私自身、それを学んでおきたいと、
これまでいろんなかたに教えてもらいました。
私は、古いものに郷愁を感じるのではなく、
新しく、これからの時代を生きていくための
ヒントをいただいているように思っています。
その、裁断や縫製の方法はもちろんのこと、
土から生み出した大麻という繊維や、
藍という色を
暮らしの中に取り入れる知恵や
心構えだったり、
お母さんやおばあさんが
一から生み出したものを
日常的に使っていくということが
当たり前のことだったけれど、
それによって感じられる愛情、
人情、家族の絆・・・の在り方。
石徹白の神様への参拝も
行いたいと思います。
縄文時代から、
この地の人々が手を合わせてきた場所・・・
****詳細はこちらです*****
石徹白洋品店×いとしろカレッジ特別講座
石徹白の「衣」を学ぶ
〜大麻の古布と藍染と〜
7月29日(土)13時集合、
30日(日)15時解散
石徹白に伝わる服「たつけ」、「はかま」、
「さっくり」
日本人の知恵の結晶で
衣食住をすべて自給していた時代は
それほど遠い話で
私たちの身を守り、アイデンティティをも示す
大切な「衣
参加費:20,000円 (宿泊・食事代込)
定員:10名
<内容>
・1日目:
自己紹介/
地域の「衣」を学ぶ:地元の方に野良着を見せていただき
みなで夕食 (藤屋旅館)
夜散歩
・2日目:
朝、白山中居神社参拝
藍染めの体験 (石徹白洋品店)
地域に伝わる「たつけ」について学ぶ
昼食 (くくりひめカフェのランチボックス)
学び・体験の共有
お問い合わせ先
TEL/FAX 0575-86-3360
E-mail: info@itoshiro.org
ご参加、お待ちしております。
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石徹白洋品店
〒501-5231 岐阜県郡上市白鳥町石徹白65-18
TEL:0575-86-3360
© Itoshiro Yohinten.