畑仕事
2018.5.4
雨が降ったり、寒くなったり、
不安定なお天気が続きます。
とはいえ、このタイミングに
畑をやらなければ!と
いつも急かされるGW。
先日「日々」でお伝えしたように、
藍とマリーゴールドの種まきを
GW直前に終えることができました。
種は去年とったものです。
種の周りの皮も、本当は外した方が
いいのですが、今年はこのまま撒いてみました。
自然に出てくる芽は、この殻を破ってくるわけなので
わざわざ剥かなくてもいいかもしれない・・・という
期待を込めて・・・。
間引きがしやすいようにと思って、
今年はすじまきをしてみました。
去年はバラマキをしました。
毎年すこしずつ、改良を加えて。
何が功を奏すかやってみないとわからないですね。
石徹白は寒いので、
正直なところ、藍の生育は
郡上の中でも良くなくて、
八幡や大和で仲間が育てているのをみると
毎年、ちょっと残念な気持ちになります。
それくらい、茂り方が全然違う!
でも、大正年間の石徹白の耕作記録をみると、
藍は確かに育てていました。
きっとずっと、歴史的に、石徹白でも藍染が
されていたのだと思います。
この土地でできる限りのことを
先人らはやってきたわけだから、
他の地域との比較ではなくて、
ここでできることを、
私は細々とでも続けていきたいと思います。
そして今日は、高鷲のKさんからいただいた
馬糞を畑にまきました。
子供たちが、馬糞にまみれてお手伝いしてくれて
ありがたかった!!
馬糞は全然匂いもなく、
そして、撒いてからすぐに苗を入れても
大丈夫だそうで、とてもありがたい肥料です。
無肥料で、とも思ってきましたが、
藍は葉っぱが必要なので、
やはり茂ってもらわなければ・・・と
2年前から肥料を入れています。
今年もたくさん収穫がありますように。
とうとう明日は、今年初めての藍の仕込みです。
藍の仕込みの前は、気持ちが高揚します。
どうかどうか、うまく建ってくれますように。
なぜだか、藍染めを始める前は、
いつも神様に、祈る気持ちが大きくなります。
自分だけの力では
染められないような思いがします。
藍染は、他の草木染めと違う、不思議な力が
あるように思うのです。
それが藍染の魅力。
もう間もなくです。
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石徹白洋品店
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© Itoshiro Yohinten.