新しい働き方を求めて
2019.7.20
石徹白洋品店は、今、いろんな仲間が関わってくれています。
正社員が三人(一人は育休中)、アルバイトは七人くらいいてくれます。
こういう風に書くとなんか普通の小さな会社っぽいですが
(まあ、普通の小さな会社なのですが・・・)
実際は、ちょっと違っています。
石徹白洋品店に関わってくれている人たちは
みんな何かしらやりたいことがあって、
それを自立してやっている人たちが多いです。
そして、お互いの得意とするところとか
やってみたいことを、
仲間がいるからこそ、実践できる、というような
そんな場になったらいいな、と思ってきて、
実際に、そういう側面も強くなっているように思います。
いろんな学びの講座を企画しているまりっぺ、
自分の服のブランドを持っているゆうみちゃん、
クリスタルを扱ったり、リーディングのクラスをやっているひとみちゃん、
ボディワークのクラスを持ったり、患者さんを診たりしているすいちゃん、
草木染めや藍染工房を自宅に持って機織りまでしているまりさん、
有松絞を勉強して自分で藍染のものづくりを実践しているなみほちゃん・・・
みんな多彩でポジティブで行動派。
みんなそれぞれにやりたいことがあって、
でも、石徹白でもやってみたいことがあって
いてくれている。(と私は思っている)
かつ、楽しい仲間たちと力をあわせることで
一人ではできないことが、みんなとならできる。
私自身、本業は服を作ることだけれど、
文章を書くことや、
お年寄りにお話しを聞いて聞き書きをすること、
石徹白洋品店で取り組んでいる、民話絵本を作ることなど
紙媒体の制作が好きだし、得意なことでもあります。
石徹白洋品店にとって、
藍染や草木染めで服を作ることは大切な仕事で
優先してやっていくことではあるけれど、
それとともに、ここで働く仲間が生き生きしていて、
自分のやりたいことをおざなりにするのではなく
むしろそれを伸ばしていくような、
そんな場になるといいなと、常日頃思っています。
そして、人には様々なライフステージがあります。
子育てがあったり、介護があったり
あるいは、病気になったり、家族が病気になったり・・・
そういう人生の中の変化は必ずあって、
それは学びのために訪れると私は思っています。
必要なことが、必要な人にやってくる。
だから、それを否定することなく、
真正面から受け止めて、
その時に、自分ができることをやっていくことが
大切と思っています。
それができるように、ライフステージの変化に
対応していけるような、そんな働き方を模索しています。
普通の会社(何時から何時、週何回勤務するところ)とは
ちょっと違っていて、もっと柔軟に、
もっと多様な働き方を実践できるような組織になれるように、
これからもっともっと仲間と一緒に話していきたい。
それを石徹白洋品店のカラーにもしていけたらなあと思っています。
新しい働き方、
もっと自分を大切にする生き方。
実験中ですが、石徹白洋品店としてユニークな
働く場作りを実践中です!
(完成した新オフィスの前で撮影を)
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石徹白洋品店
〒501-5231 岐阜県郡上市白鳥町石徹白65-18
TEL:0575-86-3360
© Itoshiro Yohinten.