戻りました。
2017.11.18
10月の中秋の名月の日、
第三子が誕生しました。
その日の深夜、キューンと
お腹が痛くなって、
急いで、2人の子供たちと
夫を起こして、車で移動。
その日の午前8時頃、
各務原のゆりかご助産院さんで
無事に可愛い男の子の赤ちゃんが
誕生しました。
約1ヶ月、実家にお世話になって、
11月頭に戻ってきました。
(助産院で、
長男にもらったお手紙とともに。)
3人目ともなると、
慣れているでしょ、って言われますが、
正直、今回は、妊婦ライフが
もっともしんどかったです。
年齢を重ねているというのと、
いろいろ、新しい挑戦が、この夏場は
多かったので、精神的にも肉体的にも
妊娠していなくてもハードだったのかな、
とも思っています。
カンボジアに研修にいったのも
妊娠発覚直後で、かつ、次男のいやいや期もあって
移動の飛行機も大変だったし、
初めての藍建て、藍さんの管理、
藍染・・・
会社の経営も初めてで・・・
そんな状況の中、何事もなく、
私の動きに付き合ってくれた三男は
きっととてもたくましい胎児だったんだろうな、
なんて、ありがたく思っています。
実際に、産後は、赤ちゃんだけの
お世話だったらそれほど大変ではないですが、
上は4歳と2歳。
まだまだ手がかかる年齢でもあり、
私の身一つでは、追いつかないところが
たくさんあります。
でも、この石徹白で、3人の子供を
授かることができて、
こうして、子育てさせてもらえることは
本当に幸せだなあと思っています。
ここにきたのが10年前。
結婚して引っ越してきたのが7年前。
子供が欲しくて欲しくて、
冬に神社に通い、お参りしました。
そして授かった長男は、
まさに、石徹白洋品店を始めた2012年に
誕生し、その後、出産・子育てとともに
お店をやってきました。
東京や岐阜で働いていた時を
考えると、子供を抱えながら仕事なんて
できない状況でしたが、
私自身、両方やりたい質なので
どうにかして、両立させたいと
(両立できているかわからないくらい
バタバタだけれど・・・)
進んできたつもりです。
石徹白洋品店に関わる人たちが、
仕事と、子育てやお家のこと、
自分のやりたいことを
妥協することなく、
やっていけるような環境を整えたいと
思っていて、その実験台が自分かな、と
思ったりもしています。
お隣さんにいただいた
大根と赤大根。
もう冬野菜収穫の季節・・・
食べるものを作ることも、
大切な営み。
理想で終わらせることなく、
それぞれのライフステージと
ライフスタイルにあった
働き方の提案を、
会社としてもしていけたらなあと
妄想しています。
そう、石徹白では、暮らしにまつわる
いろんなやるべきことがあるのです。
仕事だけして、土日休む、というスタイルでは
正直、生きていけなーい!
雪囲も、雪下ろしも、畑仕事も、
結いの作業も、季節に合わせてやっていく。
漬物をつけることも・・・・
それは、大変な労働だけれども、
楽しみも大いにあるし、
それによって深まるコミュニティの
絆が石徹白にとって欠かせない。
だから、私は、ここで子育てを
していきたいと思ったのです。
石徹白に住む者として
すべきことがまだまだできていない私ですが
子供がもう少し育ったら、
恩返しができたらなあと思っています。
おとといは雪が降りました。
明日・明後日も雪予報。
厳しくて、美しい冬がやってきます。
素晴らしい白銀の世界が広がります。
冬は冬の楽しみを。
雪道は危険ですので、
冬場に石徹白においでる時は、
必ず、冬の装備をしてくださいね。
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石徹白洋品店
〒501-5231 岐阜県郡上市白鳥町石徹白65-18
TEL:0575-86-3360
© Itoshiro Yohinten.