こぎん刺しの鼻緒
2018.3.2
昨日は嵐のような風とあられ。
春一番が吹いたのでしょうか。
雪がちらつく日もまだまだありますが、
もうどっさり積もることはないだろうな、
と思えるような陽気になりました。
これだけ深い雪の中にいても、
確実に春に近づいていることを感じ。
気分が上がります。
夏になればなったで、
忙しくて、早く冬が来てほしいと思うのに、
こうして長く雪の中にいると、
春や夏の空気が懐かしくなるのですね。
さて、石徹白に住んでいるMさんは、
こぎん刺しが大好きで、
チクチクと小物を作られています。
郡上八幡で郡上踊りの下駄を
作っている郡上木履さんの店頭では、
Mさんが刺したこぎん刺しの鼻緒の下駄が
5月頃からお目見えします。
その作品たちが、うちに届いたので
少しだけご紹介します。
色とりどりの、全て一つずつ異なる模様、
一品ものです。
毎年、夏になると
郡上踊りに遠方から
踊り好きが駆けつけます。
踊りに適した木質で、
形で・・・と追求された下駄を
郡上産の木材で作っている郡上木履さん。
様々なバリエーションの鼻緒を
扱っていらっしゃいます。
日常用にもぜひ。
一度、お尋ねください。
可愛らしい子供用の下駄もあります。
夏に向けて、冬に手仕事を。
そんなMさんのコツコツと重ねた
丁寧なものづくりに、
ぜひ出会いに来てくださいね。
↑
石徹白洋品店
〒501-5231 岐阜県郡上市白鳥町石徹白65-18
TEL:0575-86-3360
© Itoshiro Yohinten.